ストーリー紹介


喧嘩師・花山との激闘、父勇次郎との力の差、そして今までの対戦者とは何かしらの「絆」を感じ、勇次郎とは違う自分の想いが芽生え始めた事を母・江珠に伝える。

そんな刃牙に花山から手紙が届く。― 逢いたい ―急いで病院へ向かった刃牙は花山と再開し勇次郎よりも強くなる事を誓った。

そんなある日、トレーニングを続ける刃牙の前に勇次郎が現れプレゼントを差し出す、その中身は・・・。


目指してきた父・勇次郎に夜叉猿を殺され対決を決意した刃牙は勇次郎の戦友であるストライダムのすすめで最強軍事軍団と呼ばれる5人組が訓練を行う北海道に向かう。

不利な状況の中1人で戦いを挑む刃牙。だが「正々堂々の反則技、これこそが戦いでの正統派」その言葉の意味に戦場の厳しさを知る。

そして今、あのオーガ・勇次郎に匹敵するとまで言われたMr.WAR・ガイアの影が忍びよる。


遂に姿をあらわしたガイア。人間の潜在能力を引き出す事のできるアドレナリンを操作して攻撃を繰り出すガイアに対して刃牙の攻撃はかすりもしない。
なすがままに打たれ意識を失いかけたその時、刃牙もエンドルフィンが分泌され応戦する。

一進一退の攻防の中でガイアの言った「使いたくなかった技」とは。そして、刃牙が言った「慈愛に満ちた攻撃」とは・・・。


東京に戻った刃牙は、北海道での出来事をストライダムに伝える。
驚いたストライダムは勇次郎にその事を話すと勇次郎はある所に電話を入れる、そのある所とは・・・。

勇次郎、刃牙、父と子という次元を超えた戦いが始まろうとする中、江珠は、一人勇次郎に会いに行くが拒まれてしまう。集中力を高める刃牙、最強の座に君臨し続ける勇次郎、行き場を無くしかけ肩を落とす江珠、父・母・子それぞれの想いは明日の戦いに向けられていた。


遂に地上最強の生物と呼ばれる父・勇次郎との運命の対決の日がきた。それを見届けるため「絆」の名の下に集まった戦士達、喧嘩師・ボクシングチャンプ・地上最強部隊。

今まで刃牙と拳を交わした者達はみな心の底ではつながっていた。

「負けるなよ・・・」

みんなの想いを噛み締めながら父・勇次郎との対決の瞬間を迎える。


刃牙の先制攻撃から始まった運命の対決。エンドルフィンを自在に操り攻撃を仕掛けるが、父・勇次郎に圧倒されてしまう。そして遂に地上最強の生物が構えをとり、刃牙は目を閉じてカウンターを狙うが、それすらも勇次郎には通用しない。

ひたすら殴りつけられ、絶体絶命の刃牙の目の前になんと母・江珠が飛び出し勇次郎に戦いを挑むのだが・・・。
・・・ある一人の少年の13年間・・・




ある日、ある場所での密会の会話の内容は数ヶ月前にリオデジャネイロに現れた男の話で持ちきりだった。

その男こそ15才に成長した範馬刃牙だった。

刃牙は新たな強さを身に付けるため400戦無敗の男・ディクソンに会いに行く。しかし、そこで耳にしたのはなんと「強い奴と戦いたいなら東京にいけ!」だった。はたして東京にいったい何があると言うのか?
長き沈黙を破り刃牙は遂に動き出す・・・
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