ストーリー紹介


喧嘩師・花山薫対神心会空手・愚地克巳、喧嘩術対空手術、暴力対武力と言えるこの対戦にこめられた周囲の期待は、想像を絶していた。

開始早々、花山の意表を突いた胴回し回転蹴りが決まる。たたみかける花山の攻撃に空手の高等技術の蹴り足ハサミ殺しで応戦する克巳だがその防御すら通用しない。
そして絶技、「握撃」が炸裂し花山の勝利と思いつきや天才・愚地克巳の真の力が解き放たれる。


ついにトーナメントも2回戦後半に突入する。

ボクシング界ヘビー級チャンピオン、イアン・マクレガー対暴走集団の隊長、柴千春。柴は歴代隊長が、死を覚悟して戦いに望む時だけ袖を通すと言われる白の特攻服「死に装束」を身にまとい闘技場に現れる。

そして柴はなんと1回戦で負傷した左腕のギブスを自ら叩き割ってしまう。はたして隊長・柴千春はどんな戦いを見せてくれるのか?


地下闘技場、最大トーナメントの主催者である徳川光成に対して、「すぐに、自分の出場枠を作ってくれ。」と言い放ったのは極北の巨人、アンドレアノフ・ガーランドだった。
はたして、極北の英雄・600戦無敗の男の実力とは・・・。

トーナメントは2回戦第6試合、ピットファイター、ジャック・ハンマー対日本少林寺拳法、三崎健吾。両者とも1回戦は対戦相手を秒殺し無傷のままで2回戦を迎える。


トーナメント2回戦第7試合、天内流格闘術・天内悠対神心会空手・愚地独歩戦。

天内のノーモーションジャンプから繰り出される空中殺法を見事に鉄壁の防御で受け流す独歩。

さらに、飛び蹴りで空中殺法のお返しも決まり独歩がこのまま決めるか?と思われた瞬間、天内が自分の特徴を活かした更なる技を繰り出す。


「勝ち上がった9人、ガン首揃えてここに集めろ!」と要求する範馬勇次郎。しかし集まったのは1・2回戦の敗者だった。

次々と敗北者を蹴散らし、なおも猛威を振るう勇次郎の前に勝利者達が現れたその時、地下闘技場に一発の銃声が鳴り響いた・・・。

トーナメント2回戦最終試合、達人・渋川剛気対紐切り・鎬昂昇の試合が始まる。


試合前の通路で、範馬刃牙に「勝ちを譲っちゃもらえんか?」と哀願する猪狩完至。

「冗談じゃない!」と断りつつも刃牙は動揺を隠せない・・・。
そしてトーナメント準々決勝第1試合、トータルファイティング・範馬刃牙対燃える闘魂・猪狩完至の試合が始まる。

開始早々から猪狩は様々な手段で動揺を誘うが刃牙には通用しない。そして刃牙の殺人技フロントネックロックが決まったその時。猪狩は刃牙の腕にタップして小さく呟く「君の・・・勝ちだ・・・。」果たしてこのまま決着がついてしまうのか・・・。


トーナメント準々決勝第2試合、中国拳法・烈海王対神心会空手・愚地克巳の試合、実戦空手の本家・神心会の頂点に立つ克巳が、中国拳法の代表と立ち会う。

愚地独歩は克巳に「お前が、もし遅れをとったなら、看板を降ろそう。」と告げ、克巳も「同感です。」と答える。
開始早々大きくスタンスを広げマッハ突きの構えをとり、間合いを詰める克巳。その時、見えない何かが克巳の顔面に当たった。


最後のリザーバー・アンドレアノフ・ガーランドのスペシャルマッチが終わり、準々決勝第3試合、極北の巨人・アンドレアノフ・ガーランド対ピットファイター・ジャック・ハンマーの試合、
ジャックは何故、生命を危険にさらすドーピングを使用しつづけるのか・・・?そして、彼の過去に一体何があったのか・・・?

キャリア一切不明の男ジャック・ハンマーの衝撃の過去が明かされる。
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